導入ソリューション
  • ハイブリッド販売・生産管理システムrBOM

PROBLEM 営業や生産管理など部門間の情報共有がうまく図れず、部品の手配の遅れなどで、生産に遅れが生じかねない状況

損益分岐点の低下・納期短縮を実現。
長く使い続けられるシステム

浜井産業株式会社

COMPANY INFORMATION

浜井産業株式会社様

  • 業種 製造業
  • 部門・業務 生産管理

「ゆるぎない品質の精密機械で産業の発展に貢献する」を社是にかかげる浜井産業株式会社は、2021(令和3)年で創業100周年を迎える老舗の工作機械メーカー。2012年、DAiKOの生産管理システム「rBOM」を導入した結果、納期の大幅な短縮と、損益分岐点の低下を実現。高い拡張性を持つ「rBOM」は、必要に応じた改修にも容易に対応し、同社を支え続けている。

導入による効果

  • 損益分岐点の低下

    「rBOM」導入により生産性が向上。導入前より1〜2割低下。

  • 納期の大幅な短縮

    変化の激しいハイテク産業業界における短納期化に対応。

  • カスタマイズが容易

    時代の変化にも容易に対応。長く使い続けられるシステム。

INTERVIEWインタビュー

個別受注生産に適した新システム導入を検討

 浜井産業株式会社は、1921(大正10)年に東京で創業。主力製品は、金属などを研磨加工するラップ盤、ポリッシュ盤と、歯車を加工する小型ホブ盤だ。ハイテク産業や自動車産業などの国内外メーカーがおもな顧客となっている。現在、東京都品川区に本社を置くほか、生産は栃木県足利市の足利工場で行なっている。
 同社が従来システムに代えて「rBOM」の導入を決めたのは、2011年。システム管理に長年たずさわる足利工場システム管理室 室長の河端英男氏が、システム更新の旗振り役だった。
 「それまでは、生産系と販売系のシステムが別で、しかもリンクしていませんでした。営業や生産管理など部門間の情報共有がうまく図れず、部品の手配の遅れなどで、生産に遅れが生じかねない状況に陥っていたのです」(河端室長)
 また、販売システムは数十年前に自社開発したものであり、時代に合わなくなっていた。開発当時は、ある程度の台数を見込みでつくるロット生産が主だったが、それから数十年が経ち徐々に個別受注製品の比率が高まっていった。
 個別受注製品の部品点数は、500〜1000点にものぼり、受注後も、製品仕様が決まるまで時間がかかる場合がある。部品手配が始まってからも設計は続いており、部品表がなかなか完成しないことも。しかし、部品表の完成を待って部品を手配していたのでは、納期にはとうてい間に合わない。ビジネスの現状に対応する新たなシステムが求められていた。

歯車を加工する工作機械である小型ホブ盤のチェソク中。小型ホブ盤は会社設立時より生産。

十数社の製品の中から「rBOM」に決めた理由

 新システム導入に向け、同社はDAiKOを含む十数社の製品資料を取り寄せ、各社の説明を聞いた。そこから3社に絞り、最終的にDAiKOの「rBOM」を選んだ。個別受注生産とロット生産の両方に対応している点などが決め手になったという。こうして、「rBOM」は2012年10月から稼働を開始した。
 導入後、原価や利益率などの情報を共有できるようになったため、営業面では見積もりの精度が向上し、価格交渉がしやすくなった。製品仕様は部品の手配部門にもれなく伝わるようになり、部品を過剰に発注するケースが減少。また、生産計画が立てやすくなったほか、在庫管理の精度も向上した。これらの改善効果によって生産性がアップし、納期の大幅な短縮が実現したほか、損益分岐点は導入前よりおおむね1〜2割下がった。
 「rBOM」の利点はそれだけではない。会計制度や社内の事業内容が変われば、システム改修も必要になる。たとえば同社では、会計基準の変更にともない、半期ごとの決算開示を四半期ごとに変更したときがあった。決算書類の作成には、棚卸資産など必要な情報を確認する作業が発生するが、これを四半期ごとに行わなければならない。こういった点でも「rBOM」ならば容易に対応できた。
 こうした「rBOM」の高い拡張性に加え、河端室長は「DAiKOは、要望を正確に理解してくれるほか、こちらの説明が足りない場合も、真意をくみとってくれます。非常に頼もしい存在です」とDAiKOの柔軟な対応力も評価する。

研磨作業用のエ作機械であるラップ盤に使われる部品の 加工前。ラップ盤は主力製品の1つ。

「短納期化」の実現によりハイテク産業の顧客に対応

 利用開始から7年が過ぎた。河端室長は導入から今日までを振り返って「当社の事業に一番適していたシステムだと思います」と満足げに語る。
 同社の顧客がしのぎを削るハイテク産業は、好不況の波や業界地図の変動が激しい。たとえば半導体業界には、約4年周期で好況と不況を繰り返すシリコンサイクルがあり、設備投資の動きに影響を及ぼす。ハードディスク業界は、フラッシュメモリを使うSSD(ソリッドステートドライブ)が競合製品として登場したが、依然として市場からは根強く支持されており、同業界からの工作機械需要は底堅い状況。LED業界は国内メーカーの動きがおとなしくなり、工作機械の需要は海外メーカーからとなってきている。
 河端室長によると、こうしたハイテク産業の顧客に対応する上で重要なのは、短納期に対応できるか否か。いくら製品の性能が優れていても、納期が遅いと取引を断られる可能性もある。その点、同社は「rBOM」で短納期化を実現しているので、ハイテク各社の要求に十分応じられる。
 同社の2019年度第2四半期の業績は、前年同期比で増収増益となった。好業績をもたらした要因の1つに、生産現場の改善や原価低減の取り組みなどによる生産性の向上がある。「rBOM」は、この生産性向上に大きく貢献しているという。
 今後も「rBOM」の改修を随時行なっていく方針で、現在は原価管理面の機能強化を模索している。原価管理については現状、別のシステムを使っているが、河端室長は、「使用するシステムが複数になると、システム間でデータをやり取りして活用する際にどうしても人の手が必要になるほか、作業ミスも避けられません。これらの課題克服のため、原価管理も『rBOM』に任せたいのです」として、「rBOM」の活用範囲をさらに拡大したい考えだ。

足利工場システム管理室室長河端英男氏 加工前。ラップ盤は主力製品の1つ。

DAiKOの想い

IoTソリューションの提案などで 今後の発展に貢献したい

種村淳(あつし)

製造ビジネス本部 第三営業部 営業二課

足利工場を訪問したおりには、いつも「よく来てくれたね」と温かく迎えていただき、話も真剣に聞いてくださいます。今後は、IoTソリューションなどのよりお役に立てる提案を行ない、浜井産業さまの発展に貢献していきたいと考えています。

企業情報

浜井産業株式会社

 

社名
浜井産業株式会社
会社概要
1921(大正10)年創業。1938(昭和13)年に株式会社浜井機械器具製作所として設立、1946年に商号を現在の浜井産業株式会社に変更した。主力製品は、ラップ盤・ポリッシュ盤(研磨加工機)、小型ホブ盤(小型歯車加工機)など。
本社
東京都品川区
URL http://www.hamai.com/

 

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