IPAの「DX動向2024」によると、DX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組んでいる日本企業は、2023年度7割を超えました。DXを進めて行くうえでなくてはならない存在が、IoT(Internet of Things)です。本記事では、IoTのトップランナーであるCAMI&Co.スタッフが、IoTの押さえておくべき重要ポイントをお伝えいたします。
DXとIoTの関係性
IoT(Internet of Things)とは「モノのインターネット」を意味し、例えば製造業であれば生産設備をインターネットに直結させるなどにより生産性向上に活用することができます。『IoT』は『DX実現』に利活用されるデジタル技術の1つです。「IoT」・「AI」・「クラウド」の技術を活用することでDX化が進むと言われています。
図表出所: 経済産業省 デジタルガバナンス・コード2.0を元にCAMI&Co.作成
DXでIoTの活躍場所は?
DXでは一般的に「デジタイゼーション(見える化)」「デジタライゼーション(高度化)」「デジタルトランスフォーメーション(変革)」の3つで進めていくと言われています。
このなかで、「デジタイゼーション(見える化)」を実現する有力な手段となるのがIoTです。
図表出所:総務省資料を元にCAMI&Co.作成
IoTを構成する要素
IoTとは単なるプロダクト(製品/物財)を指すのではなく、通常『センサー』『ネットワーク』『クラウド』の3つの要素から構成されています。これら3つの要素が連携をして、IoTシステムはデータの収集、通信、分析、そしてフィードバックのアクションを実行します。これらを活用することで、さまざまな分野において効率化、最適化、革新的なソリューションが実現されます。
図表出所:「最新 図解で早わかり IoTビジネスがまるごとわかる本」(2019年3月21日)
出版/ソーテック社、著者/神谷 雅史・CAMI&Co
IoTを構成するセンサーとは?
センサーは、エンドデバイスに取り付けてデータを取集・送信する役割を担っています。
さまざまなデータの収集が可能であり、各種センサーは人間の感覚器に例えることができます。
図表出所:「最新 図解で早わかり IoTビジネスがまるごとわかる本」(2019年3月21日)
出版/ソーテック社、著者/神谷 雅史・CAMI&Co
IoTでできること
具体的にIoTで実現できることは、次の4つに分類できます。
- モノを操作する
- モノの状態を知る
- モノの動きを検知する
- モノ同士で通信する
図表出所:CAMI&Co.作成
まとめ
いかがでしたでしょうか。
『DX』における『IoT』は、物理的な世界とデジタル世界を結びつける重要な技術です。
『IoT』を活用することで、企業は効率的かつ革新的な方法でデータを収集・分析し、運用の最適化、新しいビジネスモデルの創出、顧客体験の向上など、多くの利点を享受することができます。
当社グループ会社のCAMI&Co.は、IoT(モノのインターネット)技術のトップランナーです。コンサルタント、プロジェクトマネージャ、回路設計、組み込み開発、意匠筐体のエンジニアなど、多彩な専門知識を持つチームが在籍しており、クライアントのニーズに合わせた包括的で革新的なソリューションを提供します。
CAMI&Co.の特長の1つは、社内に完備された試作工房です。ここでは、アイデアを機能するプロトタイプに変換し、迅速にテストと反復が行われます。
この実践的な能力により、クライアントは概念から市場投入可能な製品へと効率的かつ精密に進行できます。
ぜひお気軽にご相談ください!