株式会社ハニーズ様
- 充実の基本機能とサポート体制で、短期導入を実現
- 会員システムとの連携で、顧客満足度と業務効率を向上

アパレルSPA業
設立 | 1978年6月 |
会社情報 | レディースヤングカジュアル衣料、ファッション雑貨の販売・企画開発 |
本社 | 福島県いわき市 |
WEBサイト | http://www.honeys.co.jp |
株式会社ハニーズは、10代から30代女性向け衣料やファッション雑貨の企画、製造、販売を手がけるアパレルメーカー。自社ショップ「ハニーズ」をはじめ、国内850店舗を展開している。
こうした店舗の売上データは、POSシステムで収集・管理してきたが、システムのサポート切れを機に、 リニューアルを検討。複数のベンダーから提案を募った結果、採用されたのがDAiKOの「RetailFocus-L」だ。
課題 The problem made into a subject.
「リアルタイムで売上・在庫の把握が可能で、機能が充実しているのが魅力でした。 またサポート体制の充実や導入から保守運用までのトータルコストが抑えられることも採用の決め手となりました」(同社取締役 常務執行役員 管理本部長 西名孝氏)
解決 a problem to be solved
採用決定後、まずは本社から距離的に近い2店舗のシステムを更新、順次導入店を増やすことが決定。
ところが、3月11日の東日本大震災で計画に大幅な遅れが出た。株式会社ハニーズの本社は福島県いわき市で大惨事にみまわれていた。
それでもDAiKOのSEの夜を徹した作業により、当初の予定どおり6月の稼働にこぎつけた。
販売ロス・時間ロスを解決
稼働から半年、導入効果も現れはじめている。
多品種少ロットの商品販売を行う同社では、店舗に大量の在庫を確保していない。 在庫切れの際は物流センターから売上や在庫の状況を加味した枚数を自動追加し、顧客からの問合せには物流センターや他店に在庫確認し、取り寄せ対応をしている。
以前のシステムはデータの即時反映ができず、データ上は在庫があっても実際は販売済みの場合もあり、自動追加のタイミング遅れによる販売ロスや店舗での在庫確認による時間ロスが発生していた。 リアルタイムでの正確な売上・在庫確認ができる新システムは、こうした課題解決を促し、販売力にはずみをつけるものと期待されている。
「この他にも、業務効率の向上や事務ミスの減少、スタッフのモチベーションアップ等の変化ももたらされました」
そう語るのは、同社システム管理室 室長代理 佐藤 智宏氏だ。
レジ操作の時間短縮で他業務に注力
操作性の良さからレジの操作時間が短縮され、ほかの業務に割ける時間が増えた。 入力ミスも大幅に減少し、売上などの数字データの精度も上がった。
また、時間帯・曜日別の売上データのグラフ化機能で、実際の繁忙期がひと目でわかり、適切な人員配置を実現。 さらに売上目標の達成率なども確認でき、スタッフのモチベーション向上にも役立っている。今後はデータ分析ツールを活用し、経営戦略にも役立てていく意向だ。
新システムは、店舗運営と経営戦略立案の両面から同社を支え続けていく。