PROBLEM 受発注業務や生産管理業務システムのリプレイス

システムのリプレイス、アウトソーシングで業務を効率化

京浜精密工業株式会社

COMPANY INFORMATION

京浜精密工業株式会社様

  • 業種 製造業
  • 部門・業務 生産管理

自動車のエンジン部などの部品製造を手がけている京浜精密工業株式会社では、これまで部署ごとに導入していたシステムの全面的なリプレイスを実施。
システム構築、保守運用に関してはアウトソーシングし、業務の効率化、セキュリティの向上を実現した。

導入による効果

  • 既存のシステムを活用することで導入コストを3割圧縮

  • システム刷新で受発注に伴う作業量を3~4人分省力化

  • サーバを社外のデータセンターに置きセキュリティを向上

INTERVIEWインタビュー

データ一元化、BCP対応のためシステム刷新

 自動車の心臓部であるエンジン部の部品をはじめ、ギヤコントロール部品やステアリング部品などの製造を手がけている京浜精密工業株式会社。同社では20年前から個人のSEにシステム構築や保守運用を依頼し、受発注業務や生産管理業務をシステム化していた。しかしシステム仕様が開示されていなかったため、以下のような問題点が社内で指摘されていた。
①不具合が起きた場合、外注のSEが迅速に対応できなければ、システムダウンの危険性がある。
②データの管理を、システムを使用する部署ごとに行っていたため、同種のデータが複数保存されており、ファイル整理が煩雑。
③他部署が管理するデータをリアルタイムで把握できず、データの活用範囲が限られてしまう。
 こうした問題点に加え、バックアップデータの保管体制に関して、社内から疑問の声があがっていた。これまでバックアップデータはCD-Rなどのメディアに保存し、耐火金庫で保管していたが、保存すべきデータの抽出作業などに手間がかかるうえ、BCP(事業継続計画)を考慮した場合、さらに強固な体制をとるべきなのではとの意見があったのだ。
 また、同時期に取引先からセキュリティ対策強化を打診され、これに対応する必要も出てきた。
 こうした状況を受け、同社が全面的にシステムのリプレイスを行うことを決定したのは、2008年10月のことだった。

業務効率化、コスト削減のため、アウトソーシングを選択

新システム導入にあたって、こだわった点が2つあった。
 一つはシステムの保守運用は完全にアウトソーシング化するということだ。もともと同社には、システム専任の部門がない。システムの保守運用に割く時間や人員は本業に回し、本来の業務である“もの造り”に注力したいとの思いからだ。この点やコスト削減を意識し、最初からアウトソーシングでの運用に的を絞っていた。しかし、その発注先がこれまでのように、万一の場合の対応に不安が残るところではリプレイスする意味がない。
「スピーディかつきめ細かな対応をとれるベンダーにお任せしたいとの希望がまずありました」
 そう語るのは同社生産管理部次長の鈴木 利男氏だ。そしてもう一つ、BCP対策として、サーバを自社内に置かず、外部のデータセンターに設置するクラウド・コンピューティングでのシステム運用にしたいとの考えもあった。
 そこで複数のベンダーから提案を募り、それを検討。最終的にDAiKO案の採用を決定したのは2009年6月のことだった。生産管理部部長の大貫 文男氏によれば、「決め手は導入コスト、そしてここなら信頼できると思える対応だった」と言う。
 他社がゼロからシステム開発を提案してきたのに比べ、DAiKO案は既存のシステムを活用することで導入コストを3割以上も圧縮でき、かつコストパフォーマンスの良さは圧倒的だった。
 総務部 部長の吉川 栄一氏によれば、「プレゼンなどの対応からも、安心して仕事を任せられる」というのがDAiKOの印象だった。
 また、サーバは希望通り外部のデータセンターに設置されることになった。センターを見学した折にその堅牢性を目の当たりにし、BCP対策も確保でき、取引先からのセキュリティ強化の要望に応えることができると確信したという。

データの一元化で幅広い業務に対応

 新システムの導入準備は、全社統一のネットワークインフラを構築することからスタートした。この作業は2010年7月に完了、現在、本社と各拠点間がネットワークで結ばれ、システムの基幹部分はすでに稼働を開始している。
 これにより、念願のデータの一元化を実現。部署ごとに作成し保存していた重複データが整理でき、バックアップデータの容量を圧縮することができた。また、部署ごとのデータ作成が不要になったため、業務効率も大きく改善した。延べにして3~4名分の作業量を削減できたと言う。
 外部のデータセンターにサーバを設置したことで、火災や天災でシステムがダウンしてしまう危険を回避できる体制も整った。セキュリティレベルの向上も実現し、懸案事項の改善は図られた形だ。
 しかし、これですべてが完了したわけではない。生産管理システムの導入準備は、今まさに最終段階を迎えており、間もなく稼働開始の予定だ。これが動き出せば、「さらなく業務効率の向上が期待できる」と語るのは、開発部担当兼品質保証部 部長の中野 誠一氏だ。
 これまでは手書きの生産計画をもとに現場に指示し、その実績をシステムに入力。その入力データをもとに翌日の生産計画を立て、翌日に再び手書きで指示ということを繰り返してきた。これが省力化できるようになるのだ。また、生産管理部 課長の七久保 光幸氏によれば「お客さまの情報がリアルタイムで把握できるようになり、工程管理がスムーズになる」と言う。
 こうした効率化に加え、同社では新システムをさらに多くの分野で活用していく意向だ。各システムで収集したデータを集計し、生産計画や業務改善計画に役立てていきたいと考えている。
 DAiKOとのパートナーシップが、これからの改革を支える礎となっていくのだ。

DAiKOの想い

お客さま視点での提案、サポートをご提供

森堅治

製造営業統括部

システム全体のリプレイスという大規模かつ長期間のプロジェクトのため、時間の経過とともにお客さまの求める機能などが変化する可能性も高いのではないかと思います。
お客さまの視点に立って、そうした変化に迅速に対応し、適切なご提案、サポートをしていきたいと考えています。

企業情報

 

社名
京浜精密工業株式会社
会社概要
1960(昭和35)年設立。ギヤコントロール、エンジン、ステアリング、シャシ、A/Tミッションなどの各部品の開発、製造を手がける。「知恵と五感のもの造り」をモットーに、独自技術や製品の開発を行っている。
本社 神奈川県横浜市
工場 栃木県鹿沼市、北海道岩見沢市
URL http://www.ksk-inc.co.jp/

 

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