PROBLEM 組織の拡大に伴い、社内のパソコン台数やネットワークにかかる負荷が増大

急成長を遂げた組織を支える安定・安全性の高いネットワーク
「ブレードサーバの導入でシンクライアントの下地ができました

株式会社東通

COMPANY INFORMATION

株式会社東通様

  • 業種 流通・サービス・運送業
  • 部門・業務 通信インフラ

放送技術プロダクション・株式会社東通では、組織の拡大に伴い、社内のパソコン台数やネットワークにかかる負荷が増大し始め、業務に支障をきたすようになってきた。
ネットワークの再構築を決定した同社が選んだのは、富士通のブレードサーバだった。

導入による効果

  • 社内スタッフの運用負担を軽減

  • トラブル時に迅速かつ的確に対応

  • 故障のリスクが少なく、万一の場合も継続運用が可能

INTERVIEWインタビュー

組織の拡大によりネットワークの負荷が増大

 2008年夏、日本中を感動に包みこんだ北京五輪を初め、国内外のスポーツ番組を中心とする大規模テレビ中継や、各テレビ局のドラマ撮影などを手がける放送技術プロダクション・東通。
 現在、同社では東京本社、大阪支社あわせて300台のパソコンを保有している。ただ、社員の多くは撮影現場で働いているため、1人1台ではなく数人で1台のパソコンを共有しており、さらに業務上、オフィスは24時間社員の出入りがある状況だ。そのため、ネットワーク接続時の認証管理はセキュリティ上、重要視されている。
 だが、合併や営業譲渡を経て、ここ数年で社員数が増加した結果、業務が集中する時間帯には、ネットワークへの負荷が高まり、必要なときにログオンできないというケースが目立ち始めていた。
 さらに、パソコンを扱い慣れていない社員が特別な知識を持たずにパソコンを扱っても、ウイルス感染や情報漏えいを妨げる、高セキュリティのネットワークが必要とされていた。
 こうした状況の中、安定した通信環境の実現を求める声は、日増しに多くなっていた。
「2007年度にJ-SOX法(※1)への対応が必要になったこともあり、社内のサーバ、ネットワーク体系を大幅に見直すことにしました。同時にサーバ構築も社内で行うのではなく、外部の専門家に任せようということになったのです」
 そう当時を振り返るのは、情報システム室室長兼現業本部技術開発事業部部長の及川 洋氏だ。

採用のポイントは自社の課題に対する的確な提案

 そこでまず複数のベンダーに、提案書の提出を要請。その際、現在あるWindows XP搭載のデスクトップPCをそのままクライアントPCとして活用しつつ、スムーズな情報共有が行える快適なネットワーク環境を構築したいという希望を添えた。
 それに対し各ベンダーからの提案は、ハードウェアをFTサーバ(※2)やブレードサーバに切り替え、それを認証サーバとして使用するものだった。
 だが、それらの提案書を熟読した及川室長ら社内のシステム担当者は、皆、納得しきれなかった。
「これまでサーバを管理してきた経験から、単にハードを入れ替えて認証機能を強化するだけで、すべてが解決するとは思えなかったのです。正直、短絡的な提案なのでは、とも感じました」(及川室長)
 そこで、同社の抱える課題に対する解決策をさらに各ベンダーから募ることにした。一般的な意見ではなく、自社の状況を本当に理解した、踏み込んだ意見が欲しいと考えたからだ。そして、そんな同社の思いに応えたのがDAiKOだった。
「ハードやソフトを提供するメーカー側の視点ではなく、システムを使用する当社の視点に立ち、ひとつの課題に対しても、様々な切り口から複数の提案をしてくれたのがDAiKOでした」
 現業本部技術開発事業部デジタルコンテンツ開発部長の林 友一郎氏はこう語る。
 そうして2007年8月、検討の結果DAiKO案の採用が決定、いよいよ再構築作業がスタートした。

ブレードサーバ導入で管理コスト減に期待

 実は同社では、これまで社内スタッフのみでネットワークを構築していた。だがどのスタッフもテレビ番組で使用されるCG送出システムなどの開発業務を兼務、専任のシステム管理者がおらず、大きなトラブルの発生時も迅速な対応ができない状態だった。
 そこで今回は、できる限り社内スタッフの運用負担を軽減し、しかも万一のトラブル時に迅速かつ的確に対応できるようにするという希望があった。
 また、導入するハードの選定も重要なポイントだった。故障のリスクが少なく、万一の場合も継続運用が可能なサーバの導入は、どんな企業でも望むところだろう。この条件を満たすハードとして、信頼性の高い富士通のブレードサーバが選ばれた。富士通製のブレードサーバは、複数のハードディスクを仮想的に1台のハードディスクとして運用するRAID(レイド:Redundant Arrays of Inexpensive Disks)を搭載しており、万が一ハードディスクに不良が発生しても迅速に復旧ができる。さらに、電源を切らずにパーツやケーブルが装着可能なホットプラグ対応で、システム停止の可能性が低く抑えられるのが特徴だ。
 導入準備に約半年をかけ、2008年2月、ついに新たなネットワークが完成した。かつて同社を悩ませていた現状は影を潜め、現在まで大きなトラブルもなく稼働を続けているという。
「それはハードやソフトを変更したからだけではなく、DAiKOの技術者の対応のおかげです」(林課長)
 システムの再構築や新たなハードの導入などの初期費用が発生したため、一時的にネットワーク運用の管理コストは増えた。
「それでも、保守をシステムの専門家にお任せしたことでセキュリティが向上し、社内スタッフの負担も軽減しました。費用対効果という意味でのバランスは取れています」(及川室長)
 さらにブレードサーバの導入により、消費電力の削減、今後のシステム増設時の負担減などの効果も期待できることとなり、“GreenIT”(環境に配慮したIT。詳細はP10〜14特集参照)も実現できた。
「消費電力量の算出はこれからですが、削減には成功しているはずです。また、将来的にシンクライアント(※3)も視野に入れていますが、ブレードサーバ導入で、その下地もできました」(林課長)
 新たなハードの導入とネットワークの再構築により、快適、安定かつ安全なネットワーク環境を実現した東通。ブレードサーバを中心とした新たなネットワークは、今後も業務を支え続けて行く。

 

※1…J-SOX法:企業の財務報告に関する内部統制の強化を求める「金融商品取引法」
※2…FT(Fault Tolerant)サーバ:ひとつのハードウェア部品に障害が発生しても、停止せずに稼働を続けられるサーバ。無停止型サーバ
※3…シンクライアント(Thin Client):社員のパソコンには最低限の機能しか持たせず、サーバ側でアプリケーションやファイルデータなどを管理するシステム

DAiKOの想い

技術力を評価していただいた信頼に応え続けたい

原田貴彦

流通第二営業部

東通様には、半年以上かけて様々な角度から弊社の提案をご検討いただきました。
そうした中で、弊社のSEを高く評価していただき、大変うれしく思っています。
今後もその信頼を裏切ることなく、お客様に役立つソリューションをご提供し続けたいと考えています。

企業情報

社名 株式会社東通
会社概要 1962(昭和37)年設立。国内トップクラスの放送技術を提供する、映像技術のプロフェッショナル集団。オリンピックやFIFAワールドカップなど大型中継番組やドラマなどを制作するとともに、データ放送用のコンテンツの作成、映像技術を応用した医療機器の設置、保守など幅広い分野で事業を展開している。
本社 東京都港区赤坂
売上高 121億円(2007年3月期)
URL http://www.totsu.com/

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