PROBLEM 実績管理や経営計画に役立てようにも、データ互換性の低さなどから、編集・加工が容易に行えないという問題

膨大な帳票類から必要なデータだけを集計、レポートを自動作成
レポーティングツールを活用し、統一感のある営業スタイルを確立

大和産業株式会社

COMPANY INFORMATION

大和産業株式会社様

  • 業種 卸業
  • 部門・業務 BIツール

製パンメーカーや食品メーカー、量販店等を顧客に持つ大和産業株式会社。取引商品は食品原料の砂糖や小麦粉、油脂類、自社製品である精米など多岐にわたり、社内の基幹システムには仕入れや売り上げなど様々なデータが蓄積されている。だが実績管理や経営計画に役立てようにも、データ互換性の低さなどから、編集・加工が容易に行えないという問題を抱えていた。そこで戦略的な経営判断に役立つデータ活用を目指し、新システムの導入に踏み切った。

導入による効果

  • 支店別や商品別、顧客別の売り上げ、在庫など多種多様なデータの中から必要な項目を選択すれば、その数字のみを集計し、自動でレポート作成までを行える

  • ワープロソフトや表計算ソフトのスキルさえあれば十分に使いこなせる

  • データベースの構築、保守、運用のために専任のスタッフを配置する必要もなく、人件費もかからない

INTERVIEWインタビュー

食料品原料の卸を中心に業務を展開

 スーパーマーケットで販売されている各種加工食品やベーカリーの店先に並ぶパン、レストランのテーブルに載せられた料理。こうした食品の原料となる小麦粉や砂糖、米穀を各食品メーカー、製パン・製麺メーカーなどに卸しているのが大和産業だ。食品原料専門の流通商社だが、米穀事業では自社開発商品の製造・販売も手掛け、多角的に事業を展開している。

 同社では事業の効率化、健全化を図るため、ITの導入にも積極的に取り組んできた。NEC系のオフコンを導入し、基幹系システムとして販売管理システムを稼働させたのは、11年前のことだ。
 このシステムには、各事業の売り上げや商品の入出庫状況をはじめとする各種データが蓄積されている。これを活用すれば、部署ごとの売り上げ実績などの帳票作成もスムーズに行え、経営計画立案などに役立てることが可能だ。だがそれが、難しい状況にあった。

スピーディで効率的なデータ活用を目指す

「弊社の基幹系システムはメーカー独自にOS上に構築されています。データベース本体も、LinuxやOracleといったオープン系のものと異なり、セキュリティは比較的高いのですが、データの互換性が低いので、蓄積したデータを手軽に集計することができないのです」
そう語るのは同社情報システム室室長の小坂田諭氏だ。
例えば部署、商品によって集計単位が重量・金額・数量と異なっていたり、値引きや返品率を必要とする場合もあるが、それらをすべて組み込んだ帳票フォーマットをつくるのでは、高コストになるうえシステムへの負荷も増大する。
そのため資料を作成するときはデータをいったん紙に出力して、そこから必要な情報を改めてExcelなどのソフトに再入力しなければならないのが現状だった。
だが、同社で扱う商品は多岐にわたっている。例えば小麦粉一つをとっても、製パン用と製麺用など、用途別に原料小麦や粉のひき方が違うため、同社の取扱商品は1000種類以上にも及ぶ。当然、取引記録も膨大な量になる。
その大量の帳票類の中から必要な情報を人力で探し出すため、手間がかかるうえごく一部のデータしか活用できず、非常に無駄が多いものだった。
「数字データの管理・編集を簡単に行うことはできないか。そうした意見が数多くあがっていました」(小坂田室長)
そこで同社では、データを一度基幹システムから取り出した後、集計・レポート作成用のツールを用いることで、データ出力〜手入力〜再計算の手間を省き、すべて画面上で処理することを検討しはじめた。
それを実現するツールとして選ばれたのが、大興電子通信の提案した多次元高速集計レポーティングツール「Dr.Sum EA」だった。

決め手は操作性とコストパフォーマンス処理速度

 「Dr.Sum EA」では、支店別や商品別、顧客別の売り上げ、在庫など多種多様なデータの中から必要な項目を選択すれば、その数字のみを集計し、自動でレポート作成までを行える。まさに、同社が改善したい資料作成時の省力化を可能にするソフトだ。
実は当初、別のITベンダーから提案されていた韓国製ソフトの日本語版を導入することがほぼ決定していた。
だが、以前からIT関連の情報を提供していた大興電子通信が主催するセミナーに出席したとき、「Dr.Sum EA」の紹介を受けたのだ。
まず魅力的に感じたのは、操作性のよさ。
同社では、社員のパソコンスキルに見合ったシステム導入を希望していたが、韓国製ソフトは多機能なこともあり、帳票フォームの作成にはある程度の専門知識が必要とされていた。
そこで大興電子通信は、操作の簡単な「Dr.Sum EA」を提案したのだった。このソフトは、ワープロソフトや表計算ソフトのスキルさえあれば十分に使いこなせるうえ、社員が普段から使っているExcelをインターフェイスとして使用できる。さらに拡張ソリューション「Dr.Sum EA Reporting Server」を導入すれば、ブラウザ画面で必要な項目をクリックするだけの簡単な操作で作業が可能だ。
また、コストパフォーマンスの面でも申し分なかった。現在企業に導入されているマーケティング分析用ツールには、クライアント・チャージ制の料金体制のものも多い。使用者ひとりひとりに課金されるため、多くの社員が使用できる環境を実現するには導入費用が莫大になる。その点「Dr.Sum EA」はサーバー・チャージ制であり、1台のサーバーを経由して複数の人間が使用しても料金は変わらない。
しかもデータベースの構築、保守、運用のために専任のスタッフを配置する必要もなく、人件費もかからない。
そしてもう一つ、目を見張ったのはその処理速度だった。
例えば、別のシステムでは検索するのに2分かかるデータ量を、わずか8秒で処理できる。
「作業の効率化を図るためのシステムなのに、使うたびにストレスを感じるようでは意味がありません。その点『Dr.Sum EA』は、体感速度も速く、満足できました」(小坂田室長)
これらの点を踏まえ正式導入を決定したのだった。

導入直前の社員研修でも高い評価

新システムの導入は、現場の社員からもスムーズに受け入れられている。
同社では、2006年秋の本格稼働を前に、一部の社員に対し、研修を実施した。
導入推進の中核を担う、同社情報システム室課長代理の関口公貴氏はこう語る。
「社員たちのシステムへの評価は上々。なかには『まだ使えないんですか?』と聞いてくる若手もいるほどです」
それだけ、社内の期待も高いということだろう。
現在、本格稼働開始に向け、関口氏とともに大興電子通信のスタッフが、システム構築の作業を急ピッチで進めている。
先にも説明したように、同社の基幹システムは独自のOSで開発されている。そこでまず、社内のデータを「Dr.Sum EA」で使用できる形式に加工する必要がある。どういった形に加工すれば最も効率的かを検討することも重要だ。
「大興電子通信には、本来なら社内で行うべきデータ加工の作業でも協力してもらっています。まさに二人三脚で、作業に取り組んでいる状況です」(関口氏)

支店ごとの視点を統一し、営業スタイルを確立

データ集計、レポート作成のほかにも、新システムの導入を通して、実現させたいことがある。実績管理のための基本フォーマットをつくり、全社に浸透させることだ。
実は現在は、支店ごとに重視している項目が異なるなど、データに対する視点が社内で統一されていない。
例えば、古い商習慣にとらわれた数字を重視する支店がある一方で、他の支店が見落としている重要な指標を独自に活用している支店もある、という具合だ。
「こうした情報を整理し、重視すべき数字を全社的に統一することで、統一感のある営業スタイルを確立することを目指しているのです」(小坂田室長)
基本フォーマットにその項目を組み込めば、本当の意味で精度の高い資料が完成する。
同社にとって「Dr.Sum EA」は、単なるデータ収集のためのツールではない。
様々なシステムを、発展的に活用するその姿勢は、同社をさらなる発展へと導いていくだろう。

DAiKOの想い

目指すのはデータベース系のスペシャリスト

編集担当

マーケティング推進部

今回、大和産業様が導入された「Dr.Sum EA」は、私にとって初めて経験するレポーティングツールでした。
それだけにこの仕事を通して、多くのことを学ばせていただき、大変感謝しております。
「データベース系のシステムなら柘植に任せれば安心だ」と皆様に言われるよう、これからもスキルアップに励んでいきたいと考えています。

企業情報

社名 大和産業株式会社
会社概要 前身である1906(明治39)年創業の横井商店の業務を継承し、1949年に社名を変更するとともに株式会社化。製パンメーカーや食品メーカーなどに、米穀・小麦粉・砂糖をはじめとする製品の原材料を供給している。また自社開発商品として100%国産サトウキビ使用の砂糖「喜美良(きびら)」、高品質な精米「ヤマトライス」等の製造、販売も行っている。
事業概要 米穀、小麦粉、砂糖など食品原料の卸販売、食品・食品原料の企画・開発・製造・販売
本社 愛知県名古屋市西区新道1-14-4
設立 1949(昭和24)年12月
資本金 1億円
売上高 656億円(2006年3月期)
従業員 160名
URL http://www.yamatosangyo.co.jp/

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