導入ソリューション
  • 調達支援システムPROCURESUITE

PROBLEM EMS生産の向上に関わる問題点

調達支援システム導入により業務の標準化、情報共有化が可能に
「業界水準を満たすだけでなく、一歩先を行くシステムを目指しました」

株式会社ワコム

COMPANY INFORMATION

株式会社ワコム様

  • 業種 製造業
  • 部門・業務 EDI・購買管理

ペンタブレットのトップメーカーとして、プロから一般ユーザーまで幅広い層に向けた製品を送り出しているワコム。海外企業との協力体制により製品を開発、製造している同社では、発注業務プロセスの標準化や情報の共有化を目指し、新システムを導入した。

導入による効果

  • 業務プロセスの標準化

  • 承認プロセスの電子化

  • 在庫管理の重要性の周知

INTERVIEWインタビュー

業務プロセスの標準化に向け新システムを導入

 パソコンに自作イラストや手書き文字を入力するとき、マウス代わりに使用するペンタブレット。そのトップメーカーとして、数多くの製品を市場に送り出しているのがワコムだ。アメリカ、ドイツ、中国など海外6拠点を持ち、150か国に製品を供給、グローバルなビジネスを展開している。
 同社では、コストパフォーマンスを最大限に高めるため、海外の協力企業に設計から製造までを一任するEMS(Electronics Manufacturing Service:メーカーからの受託によって電子機器の生産を行なうサービス)生産を採用している。
 これまで、海外EMSとのやりとりでは、EメールやFAX、電話を使用していた。しかし、各EMSごとに社内の窓口が異なり、発注書のフォームや発注業務のプロセスが統一されていなかった。そのため、担当者が不在の場合には発注状況が周囲にわからなくなってしまう、上司の海外出張が多く承認が滞る、といった問題が発生していた。
 SCM(Supply Chain Management:受発注や資材調達、在庫管理など、取引先との関係を含めた総合的な管理手法)の変革を推進している同社にとって、EMS生産の向上に関わる問題点は早急に解決したい課題だった。
 そこで2006年7月に新システム導入を決定。7社のITベンダーからの提案を社内で検討した結果、大興電子通信が提案する資材調達支援システム「PROCURESUITE」、ASP(Application Service Provider:インターネットを通じてビジネス用アプリケーションを提供するサービス)を活用したEDI(Electronic Data lnterchange:電子帳票化)システム「ProcureMART」、「@EMBuilder」を活用した支給材管理システムの採用を決めた。
「大興電子通信はEDIに関して多くの導入実績を持ち、信頼感がありました。提案も、弊社の状況を的確にくみ取った具体的なもので、プロジェクトに参加していた現場の社員からの評価も高いものでした。他社事例も豊富で、できれば他社に先駆けたいという弊社の思いに応えてくれると期待が持てました」
 そう当時を振り返るのは、財務本部 ERP推進部プロジェクトグループプロジェクトマネージャーの吉崎 良助氏だ。

同社では、独自に開発したEMR(Electro-Mag-netic Resonance:電磁誘導授受)方式の入力デバイスを製造している。低コストながら高耐久性、高精度を実現するとともに、多彩なラインナップで、パソコンをはじめとする各メーカーの製品に採用されている。

 

業務の定型化、情報の共有化など様々な改善目標を達成

 こうして2007年4月の稼働に向け、導入作業がスタートした。ところが、急遽、稼働が1か月前倒しになった。年度替わりの前に稼働を試みることになったのだ。
 「想定外の計画変更でしたが、大興電子通信の柔軟な対応で、3月に間に合うことができました。稼働後のフォローも万全で、満足しています」(吉崎マネージャー)
 新システムでは、定型フォームでの電子発注により、規定のプロセスに沿って作業を進行させるため、当初の目的だった発注業務の標準化が実現できた。だが同社では、業務プロセスの標準化以外にも、達成したい目標があった。それは、海外企業も含めた形での情報の共有化だ。
 これまでは、製品の納品日など確認事項がある場合、まず、社内の担当がEMS企業の担当者に問い合わせをし、さらにEMS企業が製造現場に問い合わせなくてはならなかった。手間がかかるうえ、ロスタイムも長かったのだ。新システムでは、社内、EMS企業の双方から発注状況や作業の新渉状況が確認できるようになっており、作業効率が大幅にアップしたという。
 また、製造工程に入っていない発注品の状況や在庫の把握、承認プロセスの電子化も、同社が解決すべき課題だった。
「特に部品の在庫と見通しは、生産計画にも関わってきます。システムの導入により、こうした情報もEMSとインターフェイスを結ぶことにより、必要なときに確認できるようになりました。弊社がEMS企業に支給する資材の手配にも効果的に使われるようになりました」(吉崎マネージャー)
 ただし、在庫管理自体はEMS企業が行っている。このため、取引先によっては情報の精度が難点となる。今後は、在庫管理の重要性の周知を図り、情報の精度をより高めたい考えだ。

戦略的購買活動も視野に入れ、グローバルなSCM変革を推進

 稼働から間もなく1年。最近では、社内だけでなくEMS企業からも「自社の課題解決に役立っている」という意見が聞かれるようになったという。
 また、承認プロセスの電子化を推進したことで、担当者が海外出張で長期間不在のおりにもスピーディな対応が可能になった。
「もちろん、JSOX法をはじめとする内部統制に関する規制にも、対応ができるようになりました」(吉崎マネージャー)
 だが、これですべてが終わったわけではない。
 同社のSCMの変革はスタートしたばかり。今回のシステム導入も、そのステップのひとつにすぎない。
 同社では現在、海外の販社も巻き込んだグローバルSCMの構築に取り組んでいる。今後はその支援ツールとしても、システムを活用していきたいという。
 今回のシステム導入は、新たな体制づくりの第一歩であり、同社のSCMに欠くことのできないのもとなっているのだ。

DAiKOの想い

“お客様第一”の姿勢を忘れず、最適なシステムをご提案

上原公夫

関東支店 営業担当課長

ご導入いただいたシステムは、様々な部署に関わるものでしたが、どの部署の方も積極的にご協力くださり、お客様とともにつくりあげることがができました。
今後もお客様第一の姿勢を基本に、最適なシステムをご提供していきたいと考えています。

企業情報

株式会社ワコム
社名 株式会社ワコム
会社概要 1983(昭和58)年設立。コンピュータ用入力機器の開発・製造・販売のほか、製造業向けCAD、PDM(生産データ管理)システムの開発・サポート業務を行う。アメリカ、ドイツ、中国など海外6か国に拠点を置き、ペンタブレットでは国内外で高いシェアを誇っている。
所在地 埼玉県加須市
URL https://www.wacom.com/ja-jp

DOCUMENTS

大興電子通信のソリューションが理解できる
資料をダウンロードいただけます。

資料ダウンロード

CONTACT

大興電子通信のこと、ソリューションのこと
お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ