生産性向上のネックとなるのが、請求書などの“ 紙”を使った業務。
クラウド型AI-OCRサービス「DAiKO OCR」とRPAツール「DAiKO RPA」の利用で、こうした業務の効率化が図れます。
“ 紙”を使った業務を自動化、作業時間の大幅な短縮が可能
取引先からの請求書の紙面と実際に納品された商品の種類・数を確認する作業や、印字式のタイムカードによる労働時間の管理など、“ 紙”を使う業務は多数存在します。これらの作業には時間がかかるほか、作業時にミスが発生する可能性もあります。
こうした課題の解決におすすめなのがクラウド型AI-OCR(Optical Character Recognition/Reader: 光学的文字認識)サービス「DAiKO OCR」と、RPA(Robotic Process Automation:定型のデスクワークの自動化)ツール「DAiKO RPA」です。これらをセットで利用すれば、記入された文字の画像をクラウド上にアップしてデータ化する作業や、社内システムへの入力など、一連の工程を自動化でき、稼働時と作業時のミスを大幅に抑制できます。
たとえば賃貸契約申込書に記された文字情報のデータ化から、基幹システムへの入力までの作業を自動化した場合、作業時間は従来比で55%削減。また銀行通帳の文字情報のデータ化から読み取り結果のエラーチェックまでを自動化した場合は、83%作業時間を削減できたという事例もあります。これら以外でも、様々な定型業務の自動化が可能です。
「DAiKO OCR」は、印字された文字や手書き文字を高精度に読み取ります。記入欄の外にはみ出した手書き文字や、スマホで撮影した書類の画像の歪み・傾きも、ディープラーニングや住所データベースなどによって補正。トライアルでは、賃貸契約申込書に書かれた手書き文字の識字率が95%となったほか、銀行通帳に印字された文字は97%、給湯器の登録書では印字された文字なら99%と、いずれも95%以上の高い識字率で文字情報をデータ化できました。
導入しやすい料金設定を採用、2か月間のトライアル版も用意
操作面では、直感的でわかりやすいブラウザベースの利用者画面を採用。設定のお手伝いや操作方法の説明などに対応する「大興電子通信オートメーションサポートセンター」も開設しています。
スキャナーとインターネット接続環境がすでにある場合は、初期費用は無料という導入しやすい料金設定を採用。基本利用料は、通常版のほか、2か月間お試しで使えるトライアル版も用意していますので、実際に効果を確かめた上で本格導入に移行することも可能です。
“ 紙”を使った業務は多岐にわたっており、自動化による業務効率化の余地はまだ多く残されています。「DAiKO OCR」と「DAiKO RPA」は、業種を問わず様々なお客さまに貢献できるセット商品です。現在、お付き合いのあるお客さまには各営業担当からご提案しているほか、DAiKOのセミナーでプレゼンテーションを行うなど、周知活動にも取り組んでいます。
今後は、このセット商品と、生産管理システム「rBOM」や間接材調達支援システム「PROCURESUITE」など、DAiKOの各種ソリューションとの組み合わせも検討し、お客さまの業務効率化に貢献できるメニューをさらに拡充する予定です。
ご紹介の製品についてはこちらをご覧ください
DAiKO OCR with AI inside DAiKO RPA Powered by おまかせRPA
本記事はD’sTALK Vol.49の掲載コンテンツです。
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